【AIで初めてのプログラム】手書きの音場検査管理を自作アプリで効率化した話

こんにちは。
昨日までいろいろとAIツールの話やら法律の話やらしてきましたが、皆さんが気になっているのは、じゃあどんなん作れんねん!ってことかと思います。
そこで今回は、私がAIの力を借りて初めて作成したプログラム「Sound Field Speech Audiometry(語音聴力検査ソフト)」について紹介します。
非常に粗削りなソフトですが、コードがかけなくても簡単でにこんなのができてしまう時代です!
無料で公開してますので、ご興味があれば触ってみてください。
小さな病院では、音場検査の結果管理はすべて手書きでした。しかし、データの集計や過去の記録の参照に時間がかかるため、「なんとかデジタル化できないか」と考えたのが開発のきっかけです。
今回紹介したソフトのダウンロードはこちらから
https://github.com/ki-boudesu63/Sound-Field-Speech-Audiometry
zipファイルのダウンロードリンクもつけておきます
開発の動機:高すぎる専用ソフトの壁
医療現場や検査で使用する専用の管理ソフトは、業者に依頼すると20万円から、高いものでは100万円以上かかることもあります。個人や小規模な現場で導入するには、非常に高いハードルでした。
そこで、「今話題のAIを使えば、自分でも作れるのではないか?」と思い立ち、初めてのプログラミングに挑戦しました。
完成したアプリの紹介
作成したのは、Electron + React + TypeScript を使用したデスクトップアプリケーションです。

1. 直感的な患者・セッション管理
患者ごとに検査結果をデータベース(SQLite)に保存し、いつでも過去のデータを見返せるようにしました。
2. キーボード操作での高速入力
検査中は手が離せないことも多いため、キーボードの数字キー(1で○、2で×)だけでサクサク入力を進められるように設計しました。手書きよりもずっと速く、ミスも減らせます。

3. 自動集計とサマリー表示
20単語の正答率をリアルタイムで計算し、結果をグラフで表示します。PDFとして出力できるため、印刷や共有も可能です。

AI開発の面白さと、プログラムの中身
プログラミング未経験に近い状態からのスタートでしたが、AIと対話しながら「こういう機能が欲しい」「ここを直して」と伝えることで、モダンなUIを持つアプリを形にできました。
例えば、以下は実際のプログラム(React + TypeScript)の一部です。
// 検査結果の入力を制御するロジックの一部
const handleKeyDown = (event: React.KeyboardEvent) => {
if (event.key === '1') {
handleResponseChange(testId, itemIndex, word, 1); // 正解
moveToNextItem();
} else if (event.key === '2') {
handleResponseChange(testId, itemIndex, word, 0); // 不正解
moveToNextItem();
}
};
このように、自分がやりたいと思っている処理の流れを、AIがコードとして具体化してくれました。

最後に:誰もが「道具」を作れる時代
もちろん、プロが作る100万円のソフトに比べれば、UIや機能に粗削りな部分はあります。しかし、自分の課題を解決するための道具を、自分の手とAIで作り出せることには、これまでにない感動がありました。さらに、実際に使う現場の要望に合わせて自分で調整できるのも大きな魅力です。
かつては高額な投資が必要だったシステム開発も、今では個人のアイデアとAIの組み合わせで実現できる時代になっています。もし不便だなと感じていることがあれば、AIと一緒に自分専用のアプリを作って業務改善を目指しましょう。
Githubにソフトをアップロードしています。次回は開発に絶対に必要なGithubについて説明しようかと思っております。

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