SlideKit ビジュアルエディタ — AI生成スライドをブラウザだけで微調整する

結論から
学会スライドの「ここだけ直したい」を、PowerPointなしでブラウザ上で完結できるようにした。AI自動生成 → GUI修正 → 発表まで、全部ブラウザだけで回る。
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何が変わるのか
学会発表のスライド準備、こんな流れになっていませんか?
- AIにスライドを自動生成させる
- 「タイトルの位置をもうちょっと上に…」
- HTMLを手で書き換える or PowerPointに変換して修正
この2→3のステップが面倒だった。特に非エンジニアの医療従事者にとってHTMLの直接編集はハードルが高い。
今回のSlideKitビジュアルエディタは、生成されたHTMLスライドをそのままブラウザ上でGUI編集できる。保存もブラウザからそのまま上書き。
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主な機能
スライドサムネイル一覧(左パネル)
フォルダを開くと、左側に全スライドのプレビューが並ぶ。クリックで即切り替え。15枚あっても一覧で俯瞰できる。
要素の移動
テキストや図形をドラッグで自由に移動できる。他の要素のレイアウトを壊さない設計(transform方式)。矢印キーで1pxずつ微調整も可能。
カード背景のリサイズ
Alt+クリックで背景カードを選択 → リサイズハンドルで拡大縮小。スライドによくある「白いカード型の背景」を自由にサイズ変更できる。
図形の挿入
ツールバーから以下を追加:
- テキストボックス
- 画像(ドラッグ&ドロップ対応)
- 矩形 / 円 / 三角 / 線
回転
選択した要素の上に表示される回転ハンドルをドラッグ。Shift押しで15度単位にスナップするので、45度や90度の回転もぴったり決まる。
プロパティパネル
右側のパネルで数値入力による精密な調整:
- 位置(X, Y)
- サイズ(W, H)
- 回転角度
- フォントサイズ・色・太さ
- 背景色・透明度・角丸・枠線
その他
- Ctrl+Z / Ctrl+Y: 元に戻す / やり直し
- Ctrl+S: 上書き保存(File System Access API対応ブラウザ)
- Shift+クリック: 複数選択
- ダブルクリック: テキスト直接編集
- グリッド表示: 位置揃えの補助
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使い方
slide_editor.htmlをブラウザ(Chrome推奨)で開く- 「フォルダ」ボタンでスライドフォルダを選択
- 左パネルで編集したいスライドを選ぶ
- クリック・ドラッグ・Alt+クリックで編集
- Ctrl+S で保存
これだけ。インストール不要、ブラウザだけで完結する。
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技術的なポイント(興味ある人向け)
- フロー非破壊移動: 要素の移動に
transform: translate()を使用。position: absoluteに変換しないため、Tailwindのflexやgridレイアウトが維持される - File System Access API: Chromeのネイティブファイルアクセスで、開いたファイルに直接上書き保存が可能
- 単一HTMLファイル: 外部依存なし。
slide_editor.html1ファイルだけで動作する
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まとめ
「AIが生成したスライドの微調整にPowerPointを開く」という地味なストレスがなくなった。
学会発表のワークフロー:
- 論文PDFを入力 → AIがスライド自動生成
- ビジュアルエディタで微調整
- ブラウザでそのまま発表(or PDF保存 or PPTX変換)
全部ブラウザ内で完結する。非エンジニアの医療従事者でも使える設計を意識した。
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SlideKitは学会スライド自動生成ツールのオープンソースプロジェクトです。
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